水虫(白癬)とは?
水虫の原因菌である白癬菌が、皮膚の角層や爪に寄生し増殖した状態(感染)をいいます。足におこれば水虫(足白癬)、手におこれば手水虫(手白癬)、爪におこれば爪水虫(爪白癬)、股におこればインキン(股部白癬)、体におこればタムシ(体部白癬)といいます。頭部の皮膚の深い部位におこる場合もあり、これをケルズス禿瘡といいます。
どんな症状がでるのですか?
皮がおきたり、小さい水疱が生じたり、赤くなったりします。かゆみを伴うことが多いですが、足のかかとにおこったガサガサのタイプではかゆみはほとんどありません。爪水虫では爪が白く濁り、進行すると分厚くなります。
どんな治療をするのですか?
一般的には、抗真菌薬の外用が有効です。しかし、爪水虫やかかとのガサガサのタイプの水虫、ケルズス禿瘡では抗真菌薬の内服が必要になることがあります。内服薬では副作用のでることがあるため、定期的に血液検査で異常がないことを確認します。
感染予防はどうすればよいでしょうか?
毎日きれいに洗うことです。