巻き爪(陥入爪)とは?

多くは靴の圧迫により足の親指の爪が皮膚にくい込んで痛みを生じます。爪により皮膚が傷つけられるとバイ菌(細菌)が入って化膿したり不良肉芽を生じることがあります。

 

どのような治療をするのですか?

化膿していれば抗生剤の内服薬や外用薬で感染を治します。不良肉芽があれば液体窒素を用いた冷凍療法で肉芽を除去しながらコットンやテーピングで爪のくい込みを緩和し、爪を伸ばしながら徐々に改善するよう促します。くい込んでいる爪だけを除去して爪根部をフェノールという薬品で腐食させ、くい込んだ部分の爪が生えてこないようにする方法もあります。

 

日頃気をつけることは?

自分の足に合った靴をはきましょう。先の細い靴で長時間歩いたり作業をすることは避けた方がよいでしょう。